The Man Who Fell From The Wrong Side Of The Sky:2017年9月分

2017/9/2(Sat)

[旅行] 森戸海岸

葉山にある森戸海岸から望む富士山は、沖にある無人島(名島という)に立つ森戸神社の真っ赤な鳥居と、真っ白な灯台(裕次郎灯台というらしい)が真正面に配置され、そのコントラストはなかなかの絶景なんだけど、今日は綺麗に晴れたとはいえ静岡方面の天候が悪くてダイヤモンド富士は観れませんでした、残念。

富士山と鳥居を撮影するなら森戸海岸より少し先の真名瀬海岸からの方が一直線に並ぶんだけど、ダイヤモンド富士の場合前に鳥居だと逆光で見えなくなるから森戸神社の裏手で撮影したけど、やっぱり高級カメラと特大三脚抱えたジジババの大群でしたわ。金持ってんなぁあいつら。

2017/9/4(Mon)

[GCC][C幻誤] GCC7 + -Wimplicit-fallthrough

@ どうでもいい話

いろいろとオレオレ N の gcc4.5.3 だと苦しくなってきたので、mk.conf に GCC_REQD 指定してもっと新しい目の gcc で pkgsrc 作るかぁと思い立ったんだけど、控えめに lang/gcc48 を使うよう

GCC_REQD=48

を指定したら、pkgsrc のビルド中に依存関係を調べにいくタイミングで pkg_info(1) が core 吐くようになった、gdb(3) に嘔吐物を食わせてみたけど vfprintf(3) に壊れたアドレスの FILE ポインタ渡して死んでるっぽい。

検死すべく pkg_info(1) がどういうオプションで呼ばれてるのか make(1) やら awk(1) にデバッグオプションつけて特定しようとしてみたけど、その部分だけ実行してもうまく再現しないのよね(おそらくreduce-resolved-depends.awkから呼ばれた時だとは思う)。

これはどうも lang/gcc48 が依存している

$ pwd
/usr/pkgsrc/lang/gcc48
$ make show-depends
gsed>=3.0.2:../../textproc/gsed
gmp>=5.0.1:../../devel/gmp
mpcomplex>=0.8.2:../../math/mpcomplex
mpfr>=3.0.0.3:../../math/mpfr
cloog>=0.18.0nb1:../../math/cloog
isl>=0.11.1:../../math/isl

のどれか(怪しいのは math/mpcomplex っぽい)の処理中に pkg_info(3) の潜在バグを踏み抜いてるっぽい、調べるのがめんどくさくてアレな気分。

とりあえずgmpなんかの算術ライブラリに依存関係を持つのはデフォルトではgcc4系だけで、gcc5以上であれば

PKG_OPTIONS.gcc7+=gcc-inplace-math

をわざわざ指定しなければソースコードにビルトインのもの使うっぽい。

$ pwd
/usr/pkgsrc/lang/gcc7
$ make show-depends
gsed>=3.0.2:../../textproc/gsed

@ こ↑こ↓から本題

なので原因調べるのは放置して lang/gcc7 を使うようにしてみた。

GCC_REQD=7

ところが今度は gcc7 にしたことで -Wextra の条件が厳しくなったようで switch〜case 文に break が無いと警告でなくエラーになるのねこれ。

===> Building for fcgiwrap-1.1.0
gcc -std=gnu99 -Wall -Wextra -Werror -pedantic -O2 -I/usr/pkg/include -I/usr/include -I/usr/pkg/include -I/usr/include -L/usr/pkg/gcc7/lib/gcc/x86_64--netbsd/7.1.0 -Wl,-R/usr/pkg/gcc7/lib/gcc/x86_64--netbsd/7.1.0 -L/usr/pkg/gcc7/lib -Wl,-R/usr/pkg/gcc7/lib -L/usr/pkg/lib -Wl,-R/usr/pkg/lib -L/usr/lib -Wl,-R/usr/lib -o fcgiwrap fcgiwrap.c -lfcgi
fcgiwrap.c: In function 'handle_fcgi_request':
fcgiwrap.c:555:4: error: this statement may fall through [-Werror=implicit-fallthrough=]
    cgi_error("502 Bad Gateway", "Cannot execute script", filename);
    ^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
fcgiwrap.c:557:3: note: here
   default: /* parent */
   ^~~~~~~
cc1: all warnings being treated as errors
*** Error code 1

Stop.

とりあえず マニュアルの該当箇所読むと、*BSD の lint(1) を意識して

--- fcgiwrap.c.orig     2017-09-05 02:13:13.000000000 +0900
+++ fcgiwrap.c  2017-09-05 02:15:06.000000000 +0900
@@ -553,6 +553,7 @@

                        execl(filename, filename, (void *)NULL);
                        cgi_error("502 Bad Gateway", "Cannot execute script", filename);
+                       /*FALLTHROUGH*/

                default: /* parent */
                        close(pipe_in[0]);

のように FALLTHROUGH であることを明記する癖のあるオッサンであれば gcc7 はそれをみて警告を抑制してくれるので実害はない感じやね、でもこれ普通 lint(1)的には NOTREACHED を書くケースだよなぁ…その場合は助からないんだけど。

まぁ gcc 的には 前にも書いたけど

--- fcgiwrap.c.orig     2017-09-05 02:13:13.000000000 +0900
+++ fcgiwrap.c  2017-09-05 02:15:06.000000000 +0900
@@ -485,6 +485,7 @@
        }
 }

+attribute__ ((noreturn))
 static void cgi_error(const char *message, const char *reason, const char *filename)
 {
        printf("Status: %s\r\nContent-Type: text/plain\r\n\r\n%s\r\n",

とcgi_error()が帰ってこない関数である事を指示する、あるいはさっきのマニュアルどおりに

--- fcgiwrap.c.orig     2017-09-05 02:13:13.000000000 +0900
+++ fcgiwrap.c  2017-09-05 02:15:06.000000000 +0900
@@ -553,6 +553,7 @@

                        execl(filename, filename, (void *)NULL);
                        cgi_error("502 Bad Gateway", "Cannot execute script", filename);
+                       __attribute__((fallthrough))

                default: /* parent */
                        close(pipe_in[0]);

とするのが作法なんだろうけど。

まぁでもこれちゃんと意識して書いてる人って世の中にはそう多くないだろうし、結構コンパイル通らなくなるコード多いよなぁ。とはいえ switch〜case 文の break 忘れはバグの温床で言語仕様自体が設計ミス(Pascalなんかは勝手にbreakするし)だという主張もあるししゃーない面もある。

つーかこれならいっそC2Xで

switch (n) {
case 0:
	foo();	
	break;
case 1:
	bar();
	__fallthrough;
default:
	buzz();
}

ちゅー感じで __fallthrough 文とか導入したらどうなんですかね、今回の gcc7 のチェック厳格化って結局はコメント使ってこれと同じことやってるわけで。

まぁ C1X の時に __attribute__ / __declspec そのものを言語仕様に取り入れるみたいな話もあったし、__attribute__((fallthrough)) で決着するかもしれんけど。

2017/9/6(Wed)

[自宅死捨て無管理者] HP Smart Array P410 + 1GB FBWC(534562-B21)

@ 届いた

先日の記事で書いた表題のブツが届いたので早速交換したよ。

これが

こうじゃ(違いがわからない)

@ 取付に関する注意

BBWCを抜いてFBWCを刺すだけ、簡単。

だけどバッテリーケース側のケーブルの着脱コネクタが廃されてるので、故障交換が必要になった時にケーブルを狭いとこ這わせてたりすると(HP Microserverだと必須)めんどくさいかも。 ただ前回も書いたとおりバッテリでなくキャパシタだから寿命を迎えたり故障する可能性が格段に低いからあまり気にすることもないけどね。

BBWCバッテリ(コネクタあり)

FBWCキャパシタ(コネクタなし)

@ 性能

いずれも WD30EFRX 4本で RAID5 を組んだ論理ボリュームでの結果、半分くらい埋まった状態でテスト。

キャッシュの割り当てはデフォルトの

  • リード 25%
  • ライト 75%

で実施。

  • P410 + 512MB BBWC
    -----------------------------------------------------------------------
    CrystalDiskMark 5.2.2 x64 (C) 2007-2017 hiyohiyo
                               Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
    -----------------------------------------------------------------------
    * MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
    * KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes
    
       Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   421.948 MB/s
      Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   336.016 MB/s
      Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :    11.146 MB/s [  2721.2 IOPS]
     Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :    11.081 MB/s [  2705.3 IOPS]
             Sequential Read (T= 1) :   335.537 MB/s
            Sequential Write (T= 1) :    54.318 MB/s
       Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     1.275 MB/s [   311.3 IOPS]
      Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :    19.595 MB/s [  4783.9 IOPS]
    
      Test : 1024 MiB [D: 66.9% (5604.9/8383.3 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
      Date : 2017/09/02 14:48:33
        OS : Windows Server 2008 R2  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    
  • P410 + 1GB FBWC
    -----------------------------------------------------------------------
    CrystalDiskMark 5.2.2 x64 (C) 2007-2017 hiyohiyo
                               Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
    -----------------------------------------------------------------------
    * MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
    * KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes
    
       Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   652.485 MB/s
      Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   417.541 MB/s
      Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :    53.895 MB/s [ 13158.0 IOPS]
     Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :    79.209 MB/s [ 19338.1 IOPS]
             Sequential Read (T= 1) :   494.098 MB/s
            Sequential Write (T= 1) :   428.919 MB/s
       Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) :     5.883 MB/s [  1436.3 IOPS]
      Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) :    54.330 MB/s [ 13264.2 IOPS]
    
      Test : 1024 MiB [D: 66.9% (5604.9/8383.3 GiB)] (x5)  [Interval=5 sec]
      Date : 2017/09/06 15:24:22
        OS : Windows Server 2008 R2  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    

キャッシュ増えた分だけ順当に性能良くなってるっぽいのでこれで満足。

ということで前回も書いたけど、BBWCを使ってるならバッテリ交換する予算でFBWCにさっさと乗り換えた方が幸せになるってことっすな。

2017/9/7(Thu)

[pkgsrc] lang/ghc7

とある理由があってwip/pandoc入れたいんだが、Haskelで書かれてるのでghc入れんとならんのだけど、オレオレN6だとld(1)がcore吐いてビルドできんのだよな。

...
  HC [stage 1] libraries/base/dist-install/build/System/Posix/Internals.o
collect2: fatal error: ld terminated with signal 11 [Segmentation fault], core dumped
compilation terminated.
...

ld(1)のトレースはこちら。

$ gdb -q -core ld.core /usr/bin/ld
Reading symbols from /usr/bin/ld...(no debugging symbols found)...done.
[New process 1]
Core was generated by `ld'.
Program terminated with signal 11, Segmentation fault.
#0  0x00007f7ff74698cc in bfd_elf_size_dynamic_sections () from /usr/lib/libbfd.so.12
(gdb) bt
#0  0x00007f7ff74698cc in bfd_elf_size_dynamic_sections () from /usr/lib/libbfd.so.12
#1  0x000000000041e91f in gldelf_x86_64_before_allocation ()
#2  0x00000000004133de in lang_process ()
#3  0x0000000000416741 in main ()
(gdb)

だーめんどくせぇ、Windows binary使うかもう。

2017/9/8(Fri)

[pkgsrc] 続・lang/ghc7

昨日書いたld(1)がゲロ吐いて死ぬ問題は、${WORKSRC}以下でgmake叩くと正常にリンクされるので、無駄に複雑なpkgtools/cwrappersの脅威のメカニズムが悪さしてるせいやな、あーもう一切合財捨てたい。

2017/9/9(Sat)

[pkgsrc] 続々・lang/ghc7

続き、baseのbinutils(2.21.1)でなく、devel/binutils(2.26.1)を使うようなkludgeを入れて、cwappersがld(1)のバグ?を踏み抜かないよう対策したらlang/ghc7のビルドに成功したのでwip/pandocまでインストール進めた。

じゃぁdevel/binutilsに依存するようにするかっても、こいつがインストールするansidecl.hの互換性問題でビルド通らなくなるGNU関連のコードいくつか存在するし、この問題を根本的に解決するにはpkgsrcがむやみやたらと-I or INCを通しまくる行儀の悪さをどうにかせんとならんのよな。

はー捨てたい。

[音楽] RIDE/Charm Assault

Pitchfork に再結成 RIDE のライブ映像きてた。

真ん中に知らない色黒の禿げたオッサンが立ってて誰だこれと驚愕するんだけど、歌いだすとあの長髪色白美少年のマーク・ガードナーの甘い声が飛び出してくるので、年月とはかくも無残なと気にさせられる。

ちなみにこちら1/4世紀前の同一人物となっております。

個人的には RIDE は 1st アルバム「 Nowhere」の暗いサイケなサウンドが好き(なのでどっちといわれればPale Saintsを選ぶ派)だったので、Seagull と最後まさかの Drive Blind で〆というのが胸アツっすね。 まーでも歓声上がるのは Leave Them All Behind とか Vapour Trail よね、というか Dreams Burn Down どこ…

まぁ KEXP で 1st の曲縛りでスタジオライブ披露してるからそれ聴けばいいんだけど、このバンドはスタジオよりスタジアムとかアリーナ向きなんだよな。 2018年2月の日本ツアーではやってくれるかのう。

新アルバム「 Weather Diaries」まだ買えてないけど、先行シングルの Charm Assault とか 2nd アルバム「 Going Blank Again」あたりに入っててもおかしくないサウンドよね。

なおかつ未だに終焉しないイギリス演歌ことブリッドポップのギラギラさも入れて売れ線になってる。

最近90年代の Creation とか 4AD 系のサウンド(いわゆるシューゲイザーとかネオサイケ)のリバイバルがもう結構何年も続いてて、何年か前にも My Bloody Valentine が再結成するきっかけにもなってるけども、このネオシューゲイザー・ニューゲイザー界隈は Deerhunter のアルバム「Microcastle」くらいしかピンとくるの無かったな。

2017/9/10(Sun)

[やきう] 打てないし打たれる

高田ラミレス青山小川坪井篠原木塚光山二宮そしてスコアラーどもの解任が最大の補強やな。

2017/9/11(Mon)

[やきう] 3連敗で巨人と並んで同率3位

4位でBクラス落ちならラミレス続投無しやって? やったぜ。

まず投手陣が先発中継ぎ共に崩壊してるけど、コーチの顔ぶれからして

なので残当としかいいようがない。

特になぜかネットの横浜ファンどもが有能とありがたがってる光山だけど、ここ数試合特に顕著な

ってこれ正に西武の中継ぎを炎上させたクソリードそのものなんよな、にもかかわらず戸柱嶺井高城論争でしまいにゃ黒羽根トレードは失策とかバカじゃねぇの。

そして貧打についても

と、こちらも簡単に説明がつくわけでなぁ、相手の投手の状態考えない頭空っぽの初球マン振り作戦とかあっちでもやってたよな、まぁ横浜も中畑時代から早打ち傾向だったけども。

結局は監督コーチの人選でこんなんしか連れてこれないくらいに人脈の無い高田GMをクビにせんとどうにもならんのである。

[pkgsrc] 続々・lang/ghc7

ld(1)がcore吐くのを回避するのに binutilsをN6 baseの2.21.1でなくpkgsrc/binutilsの2.26.1にすればおkと書いたけど、それ以外にも問題あったわ。

CURSES_TYPE=ncursesにしてたので気付かなかったけど、baseのlibcurses使う設定だと

ちゅーもんだいもありますな…

2017/9/12(Tue)

[音楽] Donald Fagen/Snowbound

ちょっと知ったのが遅かったんだけど、Steely Dan のギタリスト Walter Becker が今月3日に亡くなったそうだ。

自分は Steely Dan って若いの時分には良さがあまり判らなかったというか当時は AOR 全般が苦手だったというのはある、精神的な余裕が無かったんだなあの頃は。

それでも Donald Fagen が Becker と再び組んだソロアルバム「 Kamakiriad」は好きでよく聴いた、特に「Snowbound」という曲は雪が降りだした日には必ず思い出す。

歌詞とはあまり関係の無いディストピアが登場する映像は、数々の変態PVで有名な鬼才 Michel Gondry、興味のある人は DIRECTORS LABELの BOX Set にお仕事集があるので是非(まぁ絶版だけども)。

なおこのエディットでは Becker の名演奏ギターソロがカットされてるのでアルバム買ってオリジナルを聴こうず。 イントロの印象的なベースラインも Becker が Sadowsky で弾いてるんだけど、そっちは当時出てたシングルに Vocal + Bass + Drums だけのバージョンがあってベース弾きのはしくれとしては絶頂モノ。

ちょっと話は逸れるけど Fagen の「I.G.Y」という曲は ThinkPad の CM でも使われてたな…

Fagen が弔辞で述べてるけど Steely Dan の解散は Becker がドラッグに溺れた事が原因として大きいのだけど、健康を取り戻しこのソロに参加したことで Steely Dan が再結成するきっかけになったアルバムだった(あまり評判にならなかったけど同時期に自身のソロ「 11 Tracks Of Whack」も作った)。 そして再結成後は精力的にツアー(そもそもSteely Danといえば長いことライブ演奏はやらないバンドだったのに!)を続けていた。

特にここ最近のライブではドラマーにKeith Carlockを起用して、またそれが演奏良い影響を与えていたと思う。

ちなみにCarlockについてはこのDrum Offの演奏がめちゃくちゃカッコいいのでおすすめ。

そして Fagen も今のバンドは居心地がいいのだろう、弔辞で「2人で作った音楽を生かし続ける為にも、自分ができる限りSteely Danの活動を継続する」ことを宣言し、追悼ツアーの日程も発表されたようだ。

FagenにとってはもうBeckerとのデュオではなくバンドなんだという認識があるみたいだし、もしかすると将来的に新作もあるのかもしれないね。

2017/9/13(Wed)

[SCM] bitbucket

ついに 以前も書いたクソUIがデフォになったので草生やすgithubでもbitbucketでもない何処かを探さないとならんのだけどどこがええんですかね、やりとうないがセルフホストも辞さない。

GitBucketはScalaでServletとかめんどくさ過ぎるんじゃ。

[音楽] CAN/Vitamin-C

そしてもうひとつ訃報、CAN の Holger Czukay が亡くなった、同じく Jaki Liebezeit も1月に亡くなってたんだな今知った。

日本だと Czukay はスネークマンショーで使われた「Persian Love」が知られてるくらいで、CANみたいなクラウト(キャベツ野郎=ドイツ人の蔑称)・ロックなんてのは洋楽好きでもなかなか聴かない音楽だと思う。

自分が CAN の名前を知ったのは今は亡き「KB Special(キーボード・スペシャル)」というキーボード専門音楽誌の1コーナー「寿博士のテクノ恩返し」のジャーマン・エレクトロ特集で

みたいなメチャクチャな逸話ばっかりが印象に残っていた。

当時はレコードを入手するのも難しく音なんて想像よりなかったんだけど、それからだいぶ経って日本でもCDが入手可能になって聴いた時は案外普通のバンドだよなと拍子抜けした記憶がある。

とはいえ「普通」に感じるってのは彼らの実験性に影響を受けた後世の音楽をいろいろ聴いた後だったからだろうなぁ。

そういえば同時期のドイツのバンドでは Tangerine Dream は中心人物の Edgar Froese が去年くらいに亡くなってオリジナルメンバーが一人も残ってない状態だけど、それでも活動継続してるんだな。

一番最後に加入した Ulrich Schnauss はとても才能あるアーティストなので興味のある方はソロアルバムや彼のバンド Engineers も聴いてどうぞ。

酷豚Cocteau Twins とか Lush なんかの 4AD 系の音が好きな人にはいいと思う。

ちなみに Engineers の曲に「Clean Coloured Wire」という曲があるけど、これはHarmonia(KlusterとNeu!のメンバーが結成したバンド)の「Watussi」からのサンプリングだったりで、知ってる人ならニヤリもの。

2017/9/14(Thu)

[音楽] Darren King Leaving Mutemath

げーベースのRoyに続いてドラムのDarrenまで脱退したんか、新アルバム「Play Dead」のジャケにはいるのになぁ。

Roy の後任の Jonathan Allen そして今回 Darren に代わって加入した David "Hutch" Hutchison も Mutemath の前身といえる Macrosick/Earthsuit のメンバーなので元鞘ではあるんだけど

こうしてみるともう完全に別バンドでPaulのソロみたいなもんだなこれ、とにかくライブでメンバーが撒き散らす熱量が凄いバンドだったので、ただのフロントマン+バックバンドみたいになっててちょっと悲しい。

この Dareen King というドラマーはとにかく凄かった、あまりにアクションが激しいのでドンカマ(同期演奏の為のメトロノーム音)用のヘッドホンが演奏中にどうしても吹っ飛んでしまう。 なので黒いガムテープでヘッドホンを頭にぐるぐる巻きバミる(配線を固定する)ので、まるでオ○ム信者の修行用ヘッドギアのような異様ないでたちである。

そしてとにかくライブ中にはその演奏技術の高さだけでなく、いつドラムキットが崩壊しないか心配になるほどで目が釘付けになる。 おもむろにペットボトルの水をスネアにぶちまけてから叩きだし水しぶきがカクテル光線を浴びて噴水のようになったり、ライドシンバルをミュートするのに掴むのではなくスタンドから引き剥がして抱きかかえる。 そしてフロアタムを抱えてステージ上を所狭しと歩き回り、スティックでマイクスタンドや壁を叩きだし、そしてしまいにはゴリラのように自分の胸をドラミングしはじめる。

そしてライブの佳境には、客席のファンにフロアタムを持たせその上に直立しそのまま背中からジャンプしてステージダイブがお決まりだった(一歩間違えれば大事故だ)。

こんな破天荒なドラマーはモノホンのイカレポンチ The Who の Keith Moon くらいのものだけど、ステージから降りれば普通の家庭的な人間だし、バンドのPVの映像監督はすべて彼だったりで、狂人でもゴリラでもないというギャップ。

とにかく彼の生演奏を2009と2011の2回の日本ツアーで観ておいてほんとよかったよ、投げ込んだドラムスティック近くに飛んできたけど取れなかったのは残念だけど。

まぁTypicalのPVが有名になった頃はスタジアム級バンド一直線だと思ったんだけどなぁ。

いまいち上昇気流に乗れず、3rdの製作遅れでワーナーと契約ゴタってそれを最後にインディーに戻ったはいいけど、ツアーの数増やし過ぎた感あるな。 そりゃメンバーも疲れ果ててバンドも空中分解しますわね、子供達も大きくなってきてちょうど可愛い盛りだろうし。

2017/9/15(Fri)

[旅行] 横田基地 日米友好祭

先週の三沢にはF-35やB-1にRQ-4展示されてていいなーと思ってたら、今週末の横田にもB-1とRQ-4来るとアナウンス出てんのね、やったぜ。 つーかRQ-4って横田にも暫定配備されてるんじゃん!

三沢も一昨年がB-52で今年B-1なら、北のマリネラ王国パタリロ殿下が例のアレばんばん撃ったり実験したりすればB-2も日本で観られる可能性がワンチャンあるな…

(追記) マジで撃ってきてJアラートピーピーで草。

何年か前に沖縄に来てたF-22も展示したくらいだし(警備はそこそこ厳重だったけど)、F-35が来ないってのは空軍でなく海兵隊所属だからとかかな。 まぁ数年以内に空自枠でも並ぶだろうから、それまで生きていればええな。

A-10もいつ退役になってもおかしくないし毎年見納めだと思っている、そういえばU-2がフライバイする年あったけどあれ退役したんだっけ?

ただ台風やら天気が心配だな、一昨年だったかステーキ買った瞬間に大雨降ってきて雨宿りする場所も無いから台無しになってしまった、まぁ勿体無いから食べたけど。

2017/9/16(Sat)

[音楽][映画] Jim Jarmusch/Gimme Danger

ジャームッシュ監督の映画「 Gimme Danger」を観てきたよ。

この映画は (Iggy &) The Stooges(イギーとバカの集まり) というバンドのドキュメンタリーで、タイトルは彼らのアルバム「Raw Power(淫力魔人)」の「Gimme Danger(やばいことが好きさ)」という曲にちなんでいる。

花の金曜日ってのもあってお客さんけっこう入っててしかも女性が多く驚いたんだけど、そこではたと気付いた。 別に The Stooges が好きで観に来てるわけではなく、趣味欄に「好きな映画: ジャームッシュ」とか書いちゃうバブル世代の残滓やね…

最初に書いておくとワイはこの主人公である(Iggy & )The Stoogesというバンドは死ぬほど好きだけど、ジャームッシュという映画監督はまったくもって好みじゃない。 どんな題材であろうがとにかく小津調のつもりか知らんけどひたすら退屈で睡魔との戦いにさせてしまうクソ監督だと思っている、唯一「 Dead Man」という映画だけは好きなんだがそれはサウンドトラックを担当した Neil Young の功績が大きい。

そしてこの映画自体の出来映えもハッキリいって雑コラレベルよな、 以前書いた同ジャンルの映画「Joy Division」の Grant Gee 監督のような丁寧な映像のパッチワークそしてわざわざライブミックスして当時の空気感を再現なんて、ジャームッシュには無理よ無理無理カタツムリってのは知ってたけどさ。 だけどライブ映像をやたらコミカルになるような早回し加工してみたり、昼間に家で暇を持て余してるジジババ向けの下世話な情報番組のワンコーナーみたいな再現アニメ仕立てにしてみたり、映画やテレビからのコラージュ映像をはさんでみたり、本当にいつもの オナニージャームッシュ節だった、ほんとバカじゃねぇの。

結局はジャームッシュが映像にしたかったのって60〜70年代のThe Stoogesじゃなくて、30年を経て再び集まった The Stooges 同窓会の「戦友たちの絆 *1」でしかないんだと思う。 ということで小津「東京物語」ならぬジャームッシュ「デトロイト物語」という絆(笑)喪失感(笑)なひっどいゲテモノ料理喰わされてしまった感。

インタビュー自体も日本語版WikiPedia級のうっすいうっすい内容だしなかなかキツイものがあるし、入門編として観るにしてもいろいろ情報不足過ぎる。 パンフのアルバム紹介も、The StoogesにおいてはRaw Powerの次のアルバムとして準備されてた幻の4thに向けてリハーサルされてた曲も重要なのに一切無いしね、一応劇中では「I Got A Right」とか掛かったけど。

でもまぁテレビの番組でインタビュアーに自身の功績は?と問われて

60年代を滅ぼした

とドヤ顔で答えるシーン(同席したDavid Bowieもこれには大爆笑)が流れて救われましたね、そう彼らは本当に古きを打ち壊して新しい音楽を作ったのよ。

余談だけど、このバンドの崩壊期にデイヴ・アレクサンダー(脱退した直後に急死)に代わって加入したジェームス・ウィリアムソンのキャリアはほんと凄い。

彼はバンドがレコード会社をクビになったことで金に困り、発表する宛の無くなった音源をあちこちの海賊盤業者に売り飛ばしたりもした結構アレなお人。

しばらくはスタジオの録音技師として音楽業界に携わるも、のちに完全に足を洗って大学で電子工学を専攻する。 そしてなんとあの AMD に勤め CPU などの開発に携わり、1997年からは SONY の副社長に引き抜かれて Blu-ray の技術標準化作業などに携わってたという大出世。

にもかかわらず彼は再びイギーに誘われ、2009年のロン・アシュトンの死去によって空いた「世界で最も過激なロックバンド」のギタリストの座に「悩みぬいた挙句にSONY副社長を早期退職して」再び復帰したという。 しかももう30年以上ギター弾いてなかったのに。

詳しい事は「 ロックバンドに戻ったソニー元副社長」を読んでどうぞ。

なおこれが後のSONY副社長が書いた「見つけ次第皆殺し」という曲です。

ヒャッハー!

*1:イギーは「文字通り同じ釜の飯を食った」「ギャラは完全に等分」「政治的な意味ではなく純粋な共産主義」と表現してる

2017/9/17(Sun)

[映画] Wim Wenders/Paris, Texas

またしても訃報、俳優の Harry Dean Stanton が亡くなった。91歳にして老衰であり大往生ではあるけどとても寂しい。

映画「エイリアン」でネコ探してる最中に喰われてしまった人というと判りやすいか。

脇役の多い人だったけど、主演した「 Paris, Texas」という映画(脚本を手掛けたSam Shepardも今年7月に亡くなられている)がとても好きだ、彼が演じたトラヴィスという男はモハビ砂漠を飲料水が尽きてもなお徒歩で横断しようとする狂人だった。

このオープニングの、死の象徴であろうイヌワシの気配を感じ振り返るも最後の一口の水を飲んで歩きはじめる彼の表情がとても好きだ。

彼がそんな危険を冒して向かおうとする場所は、かつて気まぐれで通信販売で購入した土地があるテキサス州のパリという街、両親はその街で結婚し彼を産んだいわば人生のスタート地点である。

彼は4年前からずっと覚めない悪夢の中を生きている、そして人生をどうにかリセットするために自身のルーツである「パリ、テキサス」への放浪の旅を続けていた。 しかしその旅は彼を連れ戻しにやってきた弟ウォルトによって中断される。

トラヴィスは彼の4年間の不在をやんわりと責めるウォルトに「4年ってそんなに長い時間か?」と呟く、年老いた男にとっては10年前だって数日前と大して変わりはない。 しかし彼が残した幼い息子ハンターにとっては4年という時間は人生の半分を占めるほどに長いし、物心ついてからの記憶に父親の姿は無い。

母親のジェーンもまたハンターをウォルト夫妻を預けたまま姿を消していた、3人が家族だった頃の記憶は昔撮った8ミリフィルムの中にしか残っていない。

トラヴィスはハンターを前にしてどう振舞えばいいのか判らない、ぎこちないながらも父と子の関係を作り上げることに成功したが、やはりウォルトの元に居候するわけにもいかない。 また自分だけがハンターに許されるのはアンフェアという気持ちとそして後で書くけどハンターにかかった「呪い」を解く為、ジェーンを探しハンターと会わせることを決意する。

ストーリーネタバレになってしまうので詳しくは書かないけど、エンディングは3人がまた家族として一緒に暮らすみたいなハッピーエンドじゃない。 クライマックスでは4年前に彼が失踪するきっかけとなった出来事がモノローグで語られるけれども、けっして覆水は盆には帰らない。

この映画の苦いストーリーと映像そして音楽にインスパイアされて、U2 のボノは「 The Joshua Tree」という大ヒットアルバムを作ったけど、その曲の歌詞の通り「一緒に暮らしても、別離れても、どちらを選んでも死ぬほど苦しい」という共依存の袋小路なんよね。

音楽の話が出てきたのでそれにも触れておくと、Ry Cooder の書いたメインタイトル曲「Paris, Texas」が素晴らしい、

この曲はテキサスの盲目のゴスペル歌手にしてスライドギター弾きである Blind Willie Johnson による賛美歌「Dark Was The Night, Cold Was The Ground(夜は暗く、地は冷たく)」を翻案したものだ(同曲のカバーもエンディングで使われている)。

このオリジナルはボイジャー宇宙探査機に載せられた地球外知的生命体に向けてのメッセージである金メッキのアルミ製レコード盤にも収録されているので、宇宙人が最初に聴くアメリカ音楽のうちのひとつである。

そして Bind Willie Johnson もまた母親をはやくに失った哀れな子供だった、父親は再婚したが継母は若い男と浮気をしその現場を目撃した幼い彼は酸をかけられ失明した。 その悲惨な体験を歌った曲が「Mother's(Motherless) Children Have A Hard Time(母のない子は辛い目に)」だ

この曲の最も有名な翻案は Eric Clapton による「Motherless Children」だけれども、彼の家庭環境もまた複雑だった。父母と思ってたのは祖父母であり姉と思ってたのが本当の母親であり、彼を捨てて遠い地で再婚し新しい家庭を作っていた。 そして彼は姉と思っていた母親に「母さんと呼んでいいか」と尋ねるが拒否されとても傷ついたそうだ(そして母親の愛を得られなかった男の常として女癖が異常に悪くなる)。

そんな彼にも息子コナーが生まれたのだけども、本当の父親の顔も名前も知らなかった自分が父親らしいことができるか自信が持てなかった事を「My Father's Eyes」という曲で歌ってる。

何と語りかければいいんだろう
何を教えてあげればいいんだろう
何をして一緒に遊べばいいんだろう

そしてだんだん判ってきた
こうして息子が父親である僕の顔を見つめているというのは
僕はようやく名も知らない父の顔を見つめることが叶ったのと同じ事なんだと

トラヴィスが父親としてどう振舞えばいいのか判らなかった理由とよく似ている。

トラヴィスの両親の夫婦仲もあまり良くなかったようだ、彼がまだティーンエイジャーだったころに亡くなっている。なのでまだ幼かったウォルトその記憶はほとんどない。 ウォルト夫妻は仲睦まじく兄の子であるハンターも実子のように受け入れられたってのはこの記憶の欠落が大きい、一方でトラヴィスの結婚生活は破綻した。

そしてこの記憶の欠落ってのはハンターも同じで、トラヴィスの存在なんて知らずにウォルトの実子と信じ生活していれば本当は幸せだったはず。

でもトラヴィスは理解していた、本物の父親がいると知ってしまったからには本物の母親の愛情をも知らなければ「母のない子は辛い目に」遇ってしまうということを。 ウォルト夫妻が実子のような愛情を与えて育てても、それは Clapton が祖父母の愛情では満たされることが無かったの同じ事になってしまう。

だからこそジェーンを探し出してハンターと再会させようとするわけで、復縁なんかを考えてるわけじゃない(ハッピーエンドでない事に不服の恋愛脳の方々残念でした)。 彼女がハンターの将来を思ってウォルト夫妻の元にいくばくかのお金を毎月送ってきているからというのもある、ジェーンがハンターを拒絶したらもっと悪いことになる。

トラヴィスにとっては自分が迂闊にも戻ってきてしまったことでハンターに「母のない子は辛い目に」あうという呪いがかかってしまったことに気づいた。 そのシーンが高速道路にかかる橋で「この世界にはどこにも安全な場所は無い」という説教をする狂人に出会ったシーン。

ジェーンとハンターが抱擁しお互いの髪の色を見比べ母と息子である事を確認する、それは「呪いが解けた」瞬間でありそこまでが彼にできる精一杯の罪滅ぼしである。 そして彼は暗い夜の闇に姿を消す、トラヴィスの行方は誰も知らない。

2017/9/18(Mon)

[音楽] 1080円廉価盤ラッシュ

ここんとこ日本における洋楽 R&B/Soul 界隈はは1080円廉価盤ラッシュで( Atlantic R&B 1000シリーズとかね)、あの名盤がこのお値段でとレアグルーヴ厨冷えてるか〜?状態で喜んで良いのか悲しむべきなのかよく判らんのだけど、まー景気が少しはマシになったってことなんですかね(適当)。

ところで Gil Scott-Heron も再発はじまるようであちこちで予約可になっとるね、日本だと20年以上前にBMG Victorから出たっきりで長いこと廃盤だったんだけど。

発売予定のタイトルみると海外では 2012に 3CD BOX セットそして 2014〜15 に単品で再発されてた Flying Dutchman 時代の 1st〜3rd アルバムが順次発売になる感じ。 すでにワイは輸入盤で入手済だけど、リマスターちゅーよりもリミックスに近いレベルで音変わってるしボーナストラックありだし、旧盤持ってても改めて買う価値はあると思う。

続けて Brian Jackson と組んだ Arista 時代の作品も再発して欲しいやな、こっちも海外では2010年にリマスター再発済なんだけど国内全然動き無かったよな。

それと全盛期 Herbie Hancock のバックバンドが結成した The Headhunters が70年代に出した2枚のアルバムも順次1080円で出るよう予約はじまってる、こっちも17年振りかぁ。

90年代に入って再結成した時のアルバムとかも実はおすすめ。

とはいえ期間限定の1080円再発は逃がすとあっという間に無くなるのが困りもの、自分は Coke Escovedo の2枚のアルバムが2014年に1080円で再発したやつを買い逃がして、もう結構なプレミアついてるので絶望している。これ海外ではそもそも未CD化なのよね。

あとEugene McDanielsカッコいいね、名盤探検隊だったかで出てた頃はスルーしてたよ。

2017/9/19(Tue)

[WWW] 短縮URL

そもそも Tim Berners-Lee からして :// は不要だったなんていってるくらいだし、「www」も冗長なので「草」一文字に圧縮しよう(なおバイト数)。

世の中は Pixiv だかの短縮URLサービス終了で「サービス終了でリンク先が判らなくなるので後世に問題になる」なんて話で盛り上がってるようだけど、そもそもインターネットでリンクが何年生き残るかを考えたらどうでもええ話よな(消えた数々の無料ホームページサービスを思い出せ)。 お前がブックマークサービスに溜め込んだ「後で読む(読まない)」のリンクはいったいいくつリンクが生きてるというのだ。

むしろ短縮URLの恐ろしさってのは、「Twitterの文字数制限回避」みたいな名目でしれっと普及させた誰かにとって、本当の目的は「リンクを何人がクリックしたか」という行動監視だったというドス黒い理由ってとこよね。 あのtwitterの全く使い物にならない検索から吐き出される結果に並ぶスパム業者、あいつらが使ってる短縮URLの偏り具合を眺めていると、どんなお金の流れになっているんだろうかとか誰か分析しねぇかなと思うんだけど。

ほんとにアレがtwitterで文字数削減できて便利とか信じて喜んで使ってた連中は悔い改めてどうぞ。

そんなエゴイスティックな理由で導入されたものが結局儲からないのか過当競争なのかサービス終了すると、ドメインが他所に売らて将来的に悪意あるリンクに置き換えられる脅威が生まれるという。 やっぱり広告業なんて商売ははやいとこ地獄の釜で煮られるべき連中だと思うし、インターネットの仕組み自体もクソなんよな。

こういうカラクリって 15年前に 2ch.net で貼られるリンクが全て ime.nu というサイトを踏み台にするように変わった時に気づいたんだけどね。 当時の管理人だった例のアレは導入の大義名分として

的なことを言ってたような記憶がある(本人ではなく取り巻きだったかもしれない)、でも実際は2chが企業によるステマと閲覧データの売買というビジネスモデルにシフトした瞬間だったんだろう。

はたして誰が考え出したビジネスモデルなのか、まぁこういうのは誰が「秘密の質問」なんて愚問を考えたのかと同じで未来永劫明らかにはならずに歴史の闇に消えるんだろうね。

そして他でも真似するところが出てくる、記憶が定かじゃないけれどほどなくして「はてダ」とかも貼られるリンクにも似たような踏み台が用意されるようになったと記憶している。いつのまにか消えてたけど(まぁ今はブログカードやらJavaScriptで飛ばしたりする新技術に切り替わったからね)。 その時の導入の理由としては「外部サイトへのリンクであることを明示することでトラブルを避ける」みたいな建前だったんだっけか(ヤフオク!なんかは「ここから先は外部サイトです」みたいなメッセージ今でも出すね)、他所に粘着する「はてな村」がねーへー(笑)と思った記憶(ぉ

それから10年以上たって、インターネットはまとめブログとアンテナサイトによるフェイクニュースにまみれてアフィマネーを吸ったもん勝ちという世界になりました、はぁ(クソデカ溜息)。 つまりは UNIX 板住民とかいうジジイどもが悪い。

2017/9/23(Sat)

[呪い] 今日の破壊物件

某銀行のセキュリティトークンの液晶表示部が割れて真っ黒になってしまった、これ交換するにも窓口で手数料に1000〜2000円かかかるんよねぇ(経験者は語る)。

なのでお金のかからないスマホアプリによるワンタイムパスワード生成に切替えた、スマホの紛失盗難によるめんどくさい煩わしさが増すけどもしゃーない。セキュリティトークンと違ってワンタイムパスワード生成時にPIN入力必須に設定できるのだけはマシではあるが。

有効化の手続きとるとこれまで使ってたセキュリティトークンは自動的に無効になるのはええんやけど、インターネットバンキングのログイン設定での「ワンタイムパスワードによる多段階認証」がサイレントに解除されてしまうのクソじゃないですかねこれ…特に某銀行は第一暗証番号が4桁の暗証番号とかいう頭ATMなジジババ向けの情弱仕様なので、有って無い様なもんだしなぁ。

あと紛失等の際に使うバックアップコードを事前に生成できないのもめんどい、まぁ基本は電話という文化だしな…その為の人的コストとして低金利とバカ高い手数料そして時々発生する横領事件ゲフンゲフン

[nginx][ンッギモヂイイ X] Inoreaderからのこのチラシの裏への更新チェックがエラーになる件

以前書いた この話、どうも糸口がつかめたような気がする。

って感じらしい。

対策としてだいたいどこのページも「SRPMから再コンパイルしてNSSでなくOpenSSLを使う」みたいなヤバげな呪術で回避してるみたいやね、ええんかお前ら… ちゃんとテストしてコード読んで原因を特定してる人がおらんっぽいのがぺちぱー is 闇、まぁワイもめんどくさいからこれ以上調査する気は無いが。

そんで今回チラシの裏のnginxの設定を久しぶりに見直してみたんだけど、おそらくSSLv2/SSLv3の無効化にssl_chipersで

ssl_ciphers  (中略):!SSLv2:!SSLv3;

とだけやってたのがアカンかった気がするな、おそらくNSSはこの設定だけだと

とかするんではないかという推測。

これちゃんとssl_protocolsの方でも

ssl_protocols TLSv1.2 TLSv1.1 TLSv1;

もやっておかんとダメだったっぽいな、なんでこんな設定にしたのか全く記憶にございません。

おそらく

とかで回避できるっぽい気がするけど、テスト環境作るのめんどくさいので誰かやって頂戴。

ただし巡回履歴でみるとずーっと失敗してるのではなく半分くらいは成功してるんよな、それにhttp → httpsへリダイレクトしてる場合はまったく問題なかったりするのも謎だけど。 異なるバージョンのRHEL/CentOS複数台で更新チェックしてるとかなのかねぇ。

あとssl_chipersの設定についてはもうSecure By Defaultなんてなにそれ旨いのの世界なので、 Mozilla SSL Configuration Generatorの設定に任せて

ssl_ciphers 'ECDHE-ECDSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-RSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA384:ECDHE-RSA-AES128-SHA:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA:DHE-RSA-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES128-SHA:DHE-RSA-AES256-SHA256:DHE-RSA-AES256-SHA:ECDHE-ECDSA-DES-CBC3-SHA:ECDHE-RSA-DES-CBC3-SHA:EDH-RSA-DES-CBC3-SHA:AES128-GCM-SHA256:AES256-GCM-SHA384:AES128-SHA256:AES256-SHA256:AES128-SHA:AES256-SHA:DES-CBC3-SHA:!DSS';

とするようにした、長げぇよ。

あともういっちょIPv6が有効になってないことに今更気づいたぞ、さくらVPSがIPv6対応した時にパケットフィルタ周りは設定したんだけど NetBSDでpf(4)がIPv6でまともに動かない問題があってそっちに気をとられて肝心のnginx側の設定を忘れていましたわ…