Not only is the Internet dead, it's starting to smell really bad.:2017年06月中旬

2017/06/10(Sat)

[The Grand Tour] Ex-Top Gear host Richard Hammond injured in Swiss crash

ザ・グランド・ツアーのシーズン2撮影中のスイスで、リチャード・ハモンドが事故を起こしたそうだ、( ソース)、なにもリアルで「セレブリティ・ブレインクラッシュ」(毎回ゲストの著名人が会場に到着する前に無残に死ぬという番組内の悪ふざけコーナー)やらんでも…

というかハモンドはもうシーズン1エピソード9で戦車の餌食になって遺灰がスタジオに撒かれた *1はずでは(ぉ

一報が入ってきた時に真っ黒焦げの車があまりにも衝撃的で、WRCでのトイボネンの悲惨な事故なんかを思いだして戦慄したんだけども、幸いにも本人は意識あって火が出る前に自力で車から脱出して無事のようだ、大怪我との情報もあるけど一緒に撮影してたジェレミー・クラークソンが「おおむね無事」といってるので大丈夫でしょう。

ハモンドはこれがはじめての事故ではなく、かつてトップ・ギアの撮影中も最高時速500km/hのドラッグマシンがコース逸脱し、頭強打して後遺症に悩まされながら番組に復帰しているので、ほんまに命懸けでおバカ番組(褒め言葉)作ってるのだなぁ。

*1:モンティ・パイソンの再結成時に故グレアム・チャップマンの遺灰をスタジオに撒いたネタのオマージュやな

2017/06/12(Mon)

[音楽] Now, Now/SGL

おーNow, Now(Every Children)の新しいシングルが出たのね、解散説流れてたしこれはうれしい。

どうやら おっぱいギター担当のJess Abbottが自分のソロプロジェクトのTancredの方に専念するため脱退して2人だけになってしまった様子、うーん日本でも3人のライブ観たかったんだけど。

前作の「Thread」とか若い日本人の子にウケそうなサウンドだったんだけどねぇ。

まぁアメリカでメジャー契約にならないと日本国内レーベルも呼び屋も全然動かんからダメすぎる、まぁせいぜいフェス(笑)に加齢臭きついロートル呼んでジジババ相手にノーミュージックノーライフ(笑)しててください、ワイはもうインディーを日本で観るのは諦めてKEXPやAudiotreeで我慢するよ。

新曲についてはいつものNow, Now節でこのバンドのカラーはJessよりボーカルのCacie Dalagerなのが判ったし、それにTancredの去年出した2ndは個人的にはあまり聴けたもんじゃなかったし、ビジュアル的におっぱいが減っただけなので新アルバムも期待しています。

2017/06/13(Tue)

[WWW] チラシの裏のHTTPS強制による影響

遅ればせながら

こっちのログ見る限りはHTTPでアクセスしてきてるので301 Permanent Redirect返してHTTPSに誘導してるんだけどそれに従ってくれんので、こっちは知らんがなとしか… ドメイン失効してるページがトップに常時あるアンテナのようだしメンテ放棄されてるとこ使うのが悪いのでは。

そもそも301 Permanent Redirectしてくれないレベルだと、こっちでHSTS対応するようヘッダ追加しようが無駄やしね。

そういえば偶にHTTPからHTTPSへ誘導するのに301でなく426 Upgrade Required返すとこあるけど、あれってHTTP/1.1から2.0以上への誘導であってこのケースで使うのって正しいんですかね、 RFC7231読んでも誤用としか思えんのだけど。

まぁ更新チェックはもう10年前からRSS(RSSリーダー自体時代遅れな気もするが)提供してるのでそれ使えとしか、なお最近流行のプッシュ通知はこの世の害悪なので対応する気は一切ありません。

というかRSSによる更新チェックもこんな更新頻度低いとこに5分間隔で飛んできたりするクライアントもいるのでアレなのである。

2017/06/17(Sat)

[WWW] RFC2817 Upgrading to TLS Within HTTP/1.1

先日のネタ

おばたさんに教えて頂いたのだけどもHTTP Status 426自体は RFC2817Upgrading to TLS Within HTTP/1.1で定められてたものであって、 RFC7231のようにHTTP2.0などへのアップグレード要求以外に使うのも正しいっぽいのねん。

ただし

in this case, http: at 80 rather than https: at 443

とあって同一ポート(つまり80番)でTLS使えという要求の話っぽいので、80番でなく443番使えというのであればやっぱり301返すべきっぽいように読めるんですがどうなんやろね、あとRFC7231のABNF的にRFC2817のSyntaxって矛盾しませんかね…

まぁどっちみちクライアントが対応してないので以下略、やはりHTTP Status Codeに

4XX You Are Idiot.

が欲しいと思う今日この頃。

[セキュリティ] CVE-2017-NMB48 sudo(1)に恋愛をバイパスして結婚に至る権限昇格の脆弱性

SElinuXでも有効にしてたんですかね...

2017/06/18(Sun)

[映画] Clint Eastwood/Gran Torino

映画「 グラン・トリノ」を観た、イーストウッド監督作ってわりと苦手なんやけどこれはよい映画やね、未見だったの失敗でしたわ。

舞台はデトロイト、自動車産業が衰退し失業者とスラムしか残らない街(映画「8 Miles」と同じ舞台だ)。 アメリカが輝いていた'5~60年代には美しかった街はすっかり荒れ果て、犯罪の増加で白人は逃げ出し住んでいるのは貧しい有色人種ばかり。 それでもまだその街に住み続ける白人の老夫婦、その奥さんの葬儀から物語ははじまる。

残された旦那は葬儀に集まった息子夫婦や孫も辟易するような頑固爺で、心を許す相手は飼い犬とガレージの愛車だけ。 爺さんが不機嫌な人生を生きているのは、朝鮮での戦争体験(ドラマ「Band Of Brothers」と同じE中隊つまり空挺部隊だ)と アメリカの誇りであるGM・フォード・クライスラーを破綻にまで追いやった日本車である。 なので東洋人は「グック(土人)」と呼んで憚らないし、トヨタ車をみれば唾さえ吐きかける。

妻は自分の死後は爺さんが教会を心の拠り所とするよう牧師に頼んでいたのだけど、爺さんはまだ牧師を若輩だと無下に扱ってろくに話もきかない。

爺さんの隣の家にはベトナム戦争で故国を追われた山岳部族(モン族)の一家が住んでいる、爺さんにとっては同じ東洋人で「グッグ」だ。 芝生とウッドデッキにチェア、そしてガレージというアメリカンな家の中で、東南アジアの生活が営まれている(このシーンは映画「クー嶺街少年殺人事件」で日本人の逃げた日本家屋に台湾人家族が住んでるシーンを思い出させる)。

このモン族の一家には気の弱い弟と勝気な姉がいる、弟はストリートギャングの従兄弟の命令に逆らえず車泥棒のパシリに使われたり姉も黒人のストリートギャングに絡まれたり、この街において弱者といえる存在だ(このあたりも「クー嶺街~」で少年と少女が不良たちの抗争に巻き込まれずにはいられない環境なのと似ている)。

爺さんはいろいろあって弟と姉を2度にわたって助けることになる、まぁ爺さん的には気に入らん東洋人や黒人を撃退して自分の世界を守っただけ(家の前の芝刈りと同じ)なんだけど。

少し打ち解けた姉は爺さんを一家のパーティーに招待する、姉の説明によってそれまで自分が不可解で気味の悪いと思ってた東洋人の態度が文化の違いであることを知る。 モン族の占い師に気まぐれで占わせたところ自身の抱える問題を全て言い当てられ、妻の葬儀で集まった息子夫婦と孫(禿鷹のように妻の遺品の宝石を持ち去り、自分を施設に放り込もうとした)よりも親しみすら感じる自分に動揺する。 食事が進む中、この映画ではじめて爺さんに笑みがでるまでになる(ちょっとストーリーとして性急な感もあるけど、映画全体の尺としては丁度いいのか)。

別室では若者勢が集まってパーティーしている中、弟はお前らのように隅っこで絶賛ぼっちナウ、酒がすすんでメーター上がった爺さん(なんと米の酒まで飲みだした)が、なんでお前はナンパのひとつもできないのか俺は世界一の嫁を貰ったと自慢まではじめて草不可避。というかイーストウッドってこんなコミカルな演技できるんだなと驚いた(息子夫婦と老人ホームの件でやりあうシーンなんか伊丹か周防かなノリだし)。

そんなこんなで姉に押しつけられて弟は爺さんのとこで働くことになったんだけど、初日はめんどくさがってそこの木に止まってる鳥の数を数えてろとぞんざいに扱ったものの、どうせならと荒れ果てた近隣の家屋の修繕をやらせることにする(梯子で屋根に上らせて瓦を直しペンキを塗りそして瓦礫や朽木を片付けたり)。ここのシーンが本当にいい、男親の居なかったダメ弟を親代わりに一人前の男に育てるというありきたりな話はそれこそいくらでもあったけれども(パーカーの「初秋」とかね)、荒れ果てたデトロイトは若い世代の移民が自分の手で復興させていかないとならないというメッセージがあるし、アメリカのDIY精神を彼らに教えるということでもありそれは開拓精神にも繋がる歴史の継承でもあるよね。

そんで仕事の評判が広まって爺さんところに仕事を依頼してくる人も現れる、英語の話せない移民の老人が通訳として孫を連れてくるあたりも移民もやがてはアメリカ人になるという世代交代を表している。

ようやく弟はガレージへの出入りを許されるようになり、爺さんが50年かけて揃えた工具の使い方を教わり愛車グラン・トリノの洗車を仰せつかる。

ここからの結末はなかなかハードでわりと胸糞悪くなる人もいると思う、最後の最後でイーストウッドの悪癖というか病気が出てしまったかねぇ急にテーマがブレた感があってちょっと残念。 いい感じで移民の子がこれからのアメリカを背負って立つ男になる過程を丁寧に描いてたんだけど、従軍経験と罪の意識の話がメインになって終わった感。 まぁでもアメリカそれもデトロイトの現実からするとこれでも童話なのかもしれない(リアルゴッサムシティ)。

さて日本の20年後はどうなんですかね(どうせ生きてないからどうでもいい)

まぁ気になる人はDVD買うなりアマゾンプライムで観るなりしてください。

2017/06/19(Mon)

[音楽] ギャングスタの時代

例のNMB48だかの結婚宣言で、東のアイドルが「FUCK」帽子を被ると、それに対する西のアイドルの返答が「DAMN.」Tシャツってもうこれギャングスタ・ラップならぬギャングスタ・アイドルの時代なんですかね。

20年前の 2PAC vs Notorious B.I.G. の「 東西ヒップホップ抗争」のようにアーティスト同士でBeef(いわゆるディス)がエスカレートして手下のゴロツキが暗殺と報復に走るような血生臭い出来事がこれから起きたりして(ぉ

つーかこれまでも厄介オタク同士がSNSやら掲示板やらアフィブログででかつての珍走族みたいにテメーどこ中だよ!?と小競り合いしてたわけだけど、秋元はガチでそれを公式に取り入れていくつもりなのでは?だとするとホンマモンの悪魔やであいつ。

しかも「DAMN.」Tシャツってこれケンドリック・ラマー 最新アルバムからのノベルティやんけ、ガチピップホップ勢なんだな。

そいや日本のラッパーがやたら家族に感謝しちゃうのって、彼らが芸能人二世なんかの富裕層だからかと思ってたんだけど、それだけだとその手の歌詞を好んで聴く層の存在が説明つかんよなーと疑問だったんだが、要するに日本において家族=宗教であってあれはゴスペルミュージックなんだと最近ようやく理解した。

アメリカなどでは教会でゴスペル(福音)を歌うけど、日本では寺に行って念仏唱えるわけにもいかないのでカラオケいって家族に感謝するという構造なんやな、さすが儒教倫理国家。

日本のラッパーもなんとも時代遅れなギャングスタが流行りはじめてるみたいな話も聴いたことあるし、まぁアメリカの2~30年遅れなんだなほんと。音楽自体はわりとアメリカからのリアルタイムでの パク輸入だけど、歌詞はだいたい世情に合わせてそれくらい遅れるんだな。

自分はあまりヒップホップ聴かないのだよな、Public EnemyとかのオールドスクールとA Tribe Called QuestとかThe Pharcydeみたいなネイティブタンの時代までで、ギャングスタの時代以降はどっちらけで全然聴いていない、まぁさすがに 教えてくれる人Eminemくらいは聴いたことあるけど。