Not only is the Internet dead, it's starting to smell really bad.:2015年10月28日分

2015/10/28(Wed)

[Hardware][レガシー(笑)] 今時のマシンで Parallel SCSI 機器を使う

@そもそも Parallel SCSI(以下 SCSI)って何?

スカジーでスカイラインGT-Rを想像する人は湾岸ミッドナイト読んでどうぞ、Serial Attached SCSI(以下 SAS)の方を思い出す人はこんなクソ記事読んでも何の得も無いので知らんでいいです、そしていまだに SASIがどーのいいだす人は SCSI にもクッソ詳しいはずなので腹筋でもしてろ。

よって全文省略。

@SCSI な周辺機器の延命用パーツ

かつては SCSIな 外付 MO やスキャナを延命させるために、各社から USB-SCSI 変換ケーブルが売ってたのですが、もはやどいつもこいつも終息製品で入手は困難です。

などが代表的な製品ですかね、今でも需要はあるので中古市場ではジャンクでも樋口一葉じゃ足りず、増援部隊に野口英世が数名時には福沢諭吉が部隊で出動する事態となっております。

しかもそれだけの投資をしてなお、ワイの Windows7 Pro x64 みたいな今となっては古色蒼然とした部類の環境であっても動くとは限らないのですよな。 なんせこれらの製品が発売されてた時期はまだ世の中 Windows XP 32bit 全盛期で *1そもそも Vista へは未対応のまま製品終息したり、対応しても 32bit 版のみ 64bit 版は知らんみたいなのばっかだったんですな。

上記の中では RATOC U2SCXV だけは現在でもサポートが続けられていて 有償ドライバを別途購入すれば動くとの事ですが、そもそもケーブル本体が買える金額じゃないからねシカタナイネ。

@そもそも USB-SCSI 変換ケーブルは動くか動かないかギャンブル性が高い(ガチャガチャ)

しかもこの手の製品には説明書に「全てのハードウェアの動作を保証するものではありません」の一文があるんですよな。 私も当時 SCSI 接続なフィルムスキャナ( Nikon COOLSCAN II )を動かすために IO-DATA USB2-SC2 を新品で購入 *2しましたが、認識しませんでした、認識しませんでした、認識アハハハハハハハハハハ(PTSD を発症)

しばらくジャンク箱に放り込んだまま数年前整理した時にゴミ箱ポイしたんだけど、捨てずに取っといて今売ればガチャ勢に定価以上で転売できたんだなぁ。

ということで便利さから言えば USB-SCSI 変換は魅力なのですが、費用とリスクが釣り合わないのでヤメ。

@今時の PC に SCSI インタフェースを増設するには

とにかく SCSI で鉄板といえば Adaptec の AHA-2940シリーズで、どこのご家庭のジャンク箱にもたいてい常備されてるし、無くても500円玉程度で入手可能なのですが、困ったことにこいつは

  • PCI 接続で今時のマザボで PCI Express(以下 PCIe) しかスロットが無かったりするとそもそも刺さらない
  • AHA-2940 シリーズはたいていロープロファイル非対応なのでロープロファイル PCI → PCI Express x1 変換基盤も使えない、品薄な AVA-2930LPをわざわざ探してこないとならない
  • そもそも省スペース PC でロープロしか刺さらなかったりすると完全に詰む

ちゅーことで今となっては現実的ではないですな。

しゃーないので

  • PC に PCIe 接続 ExpressCard アダプタを増設
  • さらに ExpressCard - CardBus変換アダプタ経由で SCSI カードを刺す
  • CardBus な SCSI カードは有償ドライバを購入すれば 64bit OS サポートがある RATOC REX-CB31Vあたりを使う

という方法も考えたのですが、ExpressCard - CardBus変換アダプタの 収まりの悪さが許せないので断念、ポキっと逝きますわこれ。

直接 PCIe に CardBus 刺せてロープロファイル対応な増設カードも あるにはあるけど結構な価格の上にあまり評判が宜しくないという。

@最も安価(?)でかつ汎用性のある SCSI インタフェースカード

つーか Adaptec も AHA-2940 を PCI Express & ロープロファイル対応した新製品出そうよ、世界で3枚は絶対に売れるから…

と思ったらそれに限りなく近い製品があったよ、その名は Adaptec ASC-29320LPE

  • 製品名の "LP" が意味する通り、ロープロファイル対応
  • 同じく "E" の通り PCIe 対応(E なしの製品は旧来のPCI接続なので買うときは要注意)
  • しかも x1 スロットに刺せる、本来の用途のディスクアレイ構築用ならよく似た製品のLSI Logic LSI20320IEの方が x4 スロットなので帯域的は安心ですが、古い SCSI 機器の延命用なら x1 の方が空きスロット確保し易い
  • Windows 10 になると AHA-2940 対応が削られたので動かすには署名なしドライバのインストールが必要だけど、こっちは OS 標準でドライバありで手間がかからない
  • 古めの富士通や NEC のサーバに採用されていたので、中古のタマ数もそこそこあって樋口一葉でお釣りがくる価格

というワイの用途とお財布にはうってつけの製品でございます。

ただ問題はあって

  • 外部出力が VHDCI 68pin なので、これをハーフピッチ50pinな機器と接続しようとすると変換ケーブルが入手困難かつクソ高い

これが結構大変ですかね、お金が有り余ってるならさっきのRATOCの有償ドライバ販売してるとこで樋口一葉以上福沢諭吉未満で買うのが一番速いんですが。 ワイは ebay でその半額くらいで 買いましたがあんまりケーブルの品質(50pin側の爪のとことかボロっと外れたり)よろしくないです、まぁ動くからええです。

@実際に使ってみた

とりあえず先日ハードオフで 108 円で思わず買ってしまった Nikon COOLSCAN IIIは問題なく動作しました *3

まぁフィルムスキャナが動くなら外付ドライブとかMOなんかは余裕でしょう、ソフトが動かんのは ASPI ドライバが無いとかの問題なので代替を頑張って探してください。

それでは皆様よき SCSI ライフを。

*1:Windows XP Professional x64 Edition をドライバが無い、ドライバが無い、ドライバァッアハハハハハハと血涙流しながら使ってたアホもいましたが、俺です。
*2:一番安かったんだよ、金が無かったんだよ察しろ
*3:さすがに Nikon Scan 3添付のドライバを使って動かすのは Windows 7 Pro 64bit では試行錯誤が必要なので、とりあえず VueScanで動作確認。